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リトアニア旅行 7 (チュルリョーニス)

チュルリョーニス美術館」、
ここを訪れる人は多い。
日本では、以前セゾン美術館で大きな展覧会があった。そのときのパンフレットが二冊出ている。
チュルリョーニスは、リトアニアの代表的な芸術家だ。
19世紀末を行き、若くして亡くなった彼の絵は、最後のたった5年間で描かれた。
彼は音楽家でもあり、音楽的要素、リトアニアの昔話や、創世記をテーマに作品をしたが、終わりのほうは彼の精神世界、別の世界と繋がるような、宇宙そのものを描いている。

私はこの旅で初めて、彼の名前を知った。

彼は妻のソフィアを深く愛し、リトアニアを愛したという。
19世紀のヨーロッパは、辺境において民族意識が高まりを見せた時代だった。
沢山の戯曲や民話集がかかれた。
当時国際性豊かなポーランドに留学した彼は、そうした時代の空気を吸収したのだろう。
彼の作品の中に、リトアニアの自然や民話が多く登場するのもそういった時代背景が影響しているううだ。
彼の鋭い感性は民話や自然といった身近なものから、さらに普遍的な、宇宙的なテーマへと変容してゆくのが解る。
作品の多くは紙にコンテか、水彩で描かれた。
感動を後で思い起こそうと思い、画集を買ったが、思った以上に本物と色が違った。
淡くて繊細な表現が特徴のチュルリョーニス絵は、画集になると色がきつく出てしまい
さらに表面がバタバタとして見えた。
こうなると、感動を呼び覚まそうとしてもまるで逆効果だった。

gallery02.gif


余談だが、チュルリョーニス美術館には、リトアニアにおける美術全般も
チュルリョーニスの作品とは分けて展示されていた。
その中でも目をひいたのが、木の皮を使った作品。
本物の木と見まごう滑らかな造形だが、よく見ると人の顔がいたる部分から浮き出していている。
これはいったいなんなのか。わからない。
どうやら、細い糸で木の皮を縫い合わせて作ったもののようだ。
自然崇拝時代のリトアニアのスピリッツに想を得て作られた現代の作品なのだろうか。
gallery01.gif


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  1. 2007/11/29(木) 20:01:58|
  2. その他(旅の記録等)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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