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リトアニア旅行 9 (チュルリョーニスの故郷へ)

ドルスクミンカイはチュルリョーニスの故郷。
そして、Aちゃんの彼の故郷でもある。
深い森にたくさんの湖をかかえるこの土地には温泉がわいていて、古くから保養地として知られる。
産業はキノコ。実に自然豊かで、人も温厚なのだとか。
カウナスから2時間ほど南へ、バスで行った所にある。
doru01.gif


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  1. 2007/11/29(木) 21:19:50|
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リトアニア旅行 8 (ティーセレモニー)

tea02.gif

Aちゃんの日本語教室に参加した。
今日はお茶の文化を学ぼう!ということで
Aちゃんがお茶の道具を用意して、私と姉の二人が即席で茶道の実演をすることになった。 続きを読む
  1. 2007/11/29(木) 21:16:22|
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リトアニア旅行 7 (チュルリョーニス)

チュルリョーニス美術館」、
ここを訪れる人は多い。
日本では、以前セゾン美術館で大きな展覧会があった。そのときのパンフレットが二冊出ている。
チュルリョーニスは、リトアニアの代表的な芸術家だ。
19世紀末を行き、若くして亡くなった彼の絵は、最後のたった5年間で描かれた。
彼は音楽家でもあり、音楽的要素、リトアニアの昔話や、創世記をテーマに作品をしたが、終わりのほうは彼の精神世界、別の世界と繋がるような、宇宙そのものを描いている。

私はこの旅で初めて、彼の名前を知った。
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  1. 2007/11/29(木) 20:01:58|
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リトアニア旅行 6 (十字架の岡と、ラウリナスさんのとっておきの場所)

kawa02.gif


その日、ラウリナスさんはお仕事でカウナス周辺を写真で撮影して回る用事があった。
私と姉は仕事のついでに十字架の丘に連れて行ってもらうことになった。
会話は英語だが、私も姉もほとんど話せない。(書道教室のときはAちゃんが通訳してくれた)
一日目の日記で書いたように、私の英語力などはあの有様だ。
あんな具合に会話が通じない二人を、こうしてつれて歩いてくれるのだから、(しかも仕事中に)
これがどんなに大変なことかお分かりだろう。

Aちゃんが言っていた、「リトアニアの人は、過酷な歴史的経験をしたためか非常に人見知りで、初めはとても冷たい。けど、一度打ち解ければ、家族のように暖かくつきあってくれる」という言葉を思い出した。
(その話を聞いたとき、街中で通りがかりの女性に道を聞いて冷たく一瞥をくれて無視された事にも納得した。リトアニアの女性は美しいので、その目にはこちらの身が凍るような凄みがあった;)

ラウリナスさんは時々道に車を止めて、デジタル一丸レフで森や川を撮っていた。
職場のカメラだという。写真は何につかうの?と聞くと、これは建設予定地の視察なのだという。
リトアニアは2007年にユーロを導入し、経済発展の一途をたどっている。
自分のやっている建築の仕事は将来性がある と語るラウリナスさんの表情に、
素朴でまっすぐな魂を持つリトアニアの人々の、
これからの国の発展に向けて、夢や希望を持って向かっている生の姿を、初めて見た気がした。

昼過ぎに、十字架の丘に到着した。
360度まっすぐに広がる地平に、小さく土を持ったような岡があった。
近づいて行くと、何台もの観光バスが停まっている様子が見えてきた。
車を降りると、青い空をバックにぎっしりと黒っぽい十字架が立っている。
一番目立っている木製のキリスト像は三メートルもあるだろうか、
その下に大小のある十字架にさらに小さな十字架が鈴なり状にぶら下がっている。
ここに誰が始めて十字架を立てたのかはわからない。リトアニアにはもともと、道の近くに木製の十字架(土着の自然崇拝時代の文化にカトリックが融合して生まれた文化だという)を立てるという習慣があるから、はじめは自然とそこに立てられたのだろう。
ロシア帝国にこの信仰を禁止され、抑圧がはじまってもここに十字架を立てに来る人は絶えなかった。そればかりか、政府によって十字架がなぎ倒されても、夜になると誰かがこっそりと、十字架を立てに来て結局もとのようになったという。
リトアニアが独立を果たして、この土地はリトアニア民族の信仰の象徴となり、リトアニアに住む人ばかりでなく、国外からも多くの人々がここに足を運ぶようになった。
日本からの観光客も多い。

十字架の岡からの帰り道、私達は川沿いを走った。
川沿いには古い城がいくつも点在していて、誰かが管理しているようだった。
自然のままの川辺には、昔ながらの家々が立ち並び、その庭先にはミツバチを飼う箱がおいてある。
しかし、ここはもうカウナスのすぐ近くで、車があれば15分かそこらでカウナスの中心部に出れてしまう。
ここも視察対象らしく、ラウリナスさんは幾枚か写真を撮った。
リトアニアに住む人間ではないから、こんなことを言う資格はないのかもしれないが、
こんなに綺麗な場所に沢山人が引っ越して来て、景観が悪くなるのかと思うと
残念でならない。

途中、ラウリナスさんがお気に入りの場所に案内してくれるという。
「いってみる?」というので、私達は、是非!とうなずいた。

kawa.gif

お気に入りの場所というのは、川沿いの、小高い岡だった。
岡の上に登って行くと、丁度てっぺんに窪みがあった。
かつて、ここで火を焚いてノロシを立てたらしい。
城から城へ、この方法で情報を伝えていた。ここはその名残なのだそうだ。
ここも見晴らしが良い。
岡のふもとでは小さな家々がそろそろ夕飯の準備にとりかかっているのだろうか。
対岸では一点、焚き火が赤く輝き、煙が立ち昇りって空へと続いていた。
夕暮れの川には薄くモヤがかかっている。

二人組みの少女達がお互いよりそうように、てっぺんのベンチに座って長いおしゃべりをしていた。
(私達も長い間そこにいた)
やがて夕日が木々の間に沈むと、二人の少女は岡を下りていった。
  1. 2007/11/29(木) 18:07:13|
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リトアニア旅行 5 (カウナス・ナイトツアー)

kau


ラウリナスさん主催のカウナス・ナイトツアーは、
まず、カウナスの旧市街にあるカウナス城へ。
このお城はかなり古い。そして小さい。
丁度ネムナス川とニャリス川が合流するその場所に立っている。
満月の下、城は真っ暗。川面がキラキラと光り、背には町の灯がある。

「いいところを知っているんだ!次はそこへ行こう!」
特別な場所に案内してくれる。
ラウリナスさんは、いつも息抜きしたくなるときにはそこへ一人で行くのだという。

night02.gif


そこは、カウナスの街が一望できる丘の上だ。比較的裕福な人達の住む一角だった。
桜の花が丁度満開で、星の色に白く光っている。
「わぁ、いいね!こんな場所知らなかった!」と旅行者でないAちゃんと、リトアニアンガール。
Aちゃんがラウリナスさんに向かって茶目っ気たっぷりに、
「こんないい場所には、彼女を連れてこないとね?」と笑うと
ラウリナスさんは肩をすぼめて「たまに一人で来るのがいいんだよ」と言った。
(でも教えちゃうんだ)
おかげで、カウナスの美しさを満喫した。
ラウリナスさんは、こうしたお気に入りの場所をたくさん知っているらしい。
建築家業の合間に、一人でまったりしたくなったとき、景色を眺めにくるのだそうだ。

そのときは、ラウリナスさんはかわった人だなぁ~!などと笑った(←失礼)が、
変哲のない日常の中にこういう場所を知る歓びを持つ、その感性はいいなと感じていた。
美しいと思えるものを、私達は人生においてどれだけ持てるのか。
多ければ多いほどすばらしいだろう。
身近なものこそ美しいと感じられるその感性はきっと、その人の中に愛情を育んでくれる。
思いやりだって生まれる。
そうした愛情を一つ一つ確かめながら歩むことが、人生にとって大変貴重な宝物になるだろう。

これはとても当たり前だけど、
仕事の責任や作品制作の焦りから、
心から いいっ! とか 美しいっ! と思うことを忘れてしまいがちな自分にとって
心に残るエピソードだった。
  1. 2007/11/28(水) 18:01:52|
  2. その他(旅の記録等)
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